黒湯の恐怖

昼からサクッと銭湯へ。


ボーっと湯船に浸かっていて、ふいに前方に視点を合わせたら
人の頭の髪の毛部分だけがプカプカ浮いているように見えました。


誰かカツラでも忘れたのかなとよく見てみたら
人が顔までお湯に沈んでいました。
30、40まで数えてもピクリとも動きません。


「こりゃヤバいっ!」と思った瞬間、
その人が突然ガバッと立ち上がったかと思ったら
スタスタと何事もなかったように湯船から上がっていきました。
10cm下すら見えない濃い黒湯はこういうとき不便というか怖いです。