今月のまんがタイムラブリー

しおやてるこ『レモネード』
いつも傍らにあったものがだんだん離れていく心細さ。
見ている方向のズレを感じつつも、どうすることもできない悔しさ。
読むほどに甘酸っぱさと切なさが湧き出してきます。
身もだえするほどに。


松田円『サクラ町さいず』
巨体がうなるぞ空飛ぶぞ。
「嫉妬の炎でロースト寸前の“チキン”」…なるほどー。
恥ずかしながら時間差で気付きました。


・ナントカ『ミニっきえにっき』
ミニ様が大人の階段をまたひとつ。
シリアスさに抑制が効いていて必要以上に暗い気持ちにならないのが
このひとのシリアスものを上手だと感じる理由でしょうか。