2006-07-15 ヒヤヒヤ多摩サイ(3/5) しかし、多摩サイから離れようにも横にそれる脇道がないのです。 右側は広い原っぱ、その向こうは多摩川。 左側は背の高い草が生い茂る草原。 だだっ広い平原の真ん中辺りで 金属のパイプで組まれた物体にしがみつく生き物いっぴき。 すーっと背筋が寒くなりました。 「ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ」 頭の中ではこの3文字がリフレインしています。 横をスパスパ通り過ぎるロードレーサーのひとの背中にも 必死のオーラが立ちのぼってました。 ついに、左側を塞いでいた背の高い草原が途切れました。