涙腺決壊

木下恵介監督の『二十四の瞳』を観ました。


母に先立たれた松江に、
欲しがってたアルマイトの弁当箱を大石先生が
そっと差し出すシーンで涙腺がゆるみ、
肺を患い死を悟った琴江を大石先生が見舞い
ふたりさめざめと泣く場面でもらい泣きし、
学校をやめ、食堂に奉公に出されていた松江が
修学旅行で訪れていた大石先生と再会し、
小豆島のみんなが乗る船を
岸壁に沿って追いかけ、ついに足が止まり
嗚咽するシーンで泣き、
生活のため再び教壇に立った大石先生が
かつての教え子の子供を見つけ、感極まる場面で目を潤ませ、
同窓会を開いてくれた『二十四』の子たちが
通勤に苦労していた大石先生に自転車を贈るシーンで
もう涙がボロボロと…


つくづく映画館ではなく
家で観て良かったと思いました。