異階級格闘技戦

小さな売店のような商店で、
2リットルのペットボトルの水が『特価148円』で売られていました。


それを見て、一瞬「高!」と思ってしまったんですが、
よく考えてみれば大きなドラッグストアチェーンなどが同じものを
98円などで売れるのは、薄利多売で大量に仕入れて大量にさばけるからこそ。


売っているものが丸っきり同じ製品なだけに、
もともとの資本力というか企業体力の差があからさまに出てしまってる感じがします。


東京でも元気のある商店街は限られていて、
私の家の近くの商店街もかつてのような賑わいからは遠ざかっています。


戸越銀座や武蔵小山といった全国的に有名なところでも、
大型チェーンの支店がかなり目立ちます。
都心に近いところでも、そこかしこでシャッターが閉まっている商店街は
さほど珍しくありません。


体力に大きな差のある個人商店vs大企業は、
ヘビー級とミニマム級のボクサーが同じリングで闘うようなもの
なのかもしれません。