花の命は結構長い

新聞にマリーン・オッティの記事が出ていました。


御年46歳にして、バリバリ一線級の女子陸上短距離選手。
シドニー五輪では40歳で4×100mリレーの銀メダリスト。


オリンピックには実に7大会連続で出場した彼女の
最近の写真も掲載されていましたが、いかにも張りのある
弾力に富んだ筋肉に包まれたトップスプリンターの体付きでした。
年齢による陰りが、少なくとも私の目には映りませんでした。


オリンピックで獲得したメダルは銀3つに銅5つ。
頂点にはあと一歩及ばないものの、
個人でこれだけの数を持っている選手も稀でしょう。


彼女が何を見据えて、何を目指して走っているのかは
凡人たる私には分かりませんが、旬の短い陸上短距離界において
20年以上も世界のトップクラスで戦い続けられている
その驚異的なタフネスさは心を揺さぶられるものがありますね。


以前にもここでちょっと触れた、日本女子マラソン黎明期のトップランナーであり
50歳を優に越した現在も実業団に所属し
フルマラソン3時間を切るアスリートである資生堂の松田千枝といい、
年齢に捉われない活躍をしている選手っているものなんですよね。


いやあ、カッコいいっス。